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咳・インフルエンザ

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同時流行期の新しい受診の流れ

新型コロナとインフルエンザの区別

新型コロナウイルスとインフルエンザを急性期の症状から判別することは難しいです。
それぞれのウイルスの検査をすることが必要です。

電話をしてから受診

発熱したら普段のかかりつけに電話して相談してください。
そうすることで病気をうつしそうな人と、うつされたら困る人を分けることができます。

イラスト

長引く咳

咳の持続期間

咳の持続期間

咳は子どもの病気によくみられる症状です。カゼを引いた場合、多くの子(約3/4程度)は、2週間以内に咳は治まります。それ以上続くときは、何か隠された病気があるかもしれません。咳の続く期間の目安として、小児では2週間以上を長引く咳(亜急性の咳)、4週間以上続くと慢性の咳と区別します。

 

亜急性~慢性の咳の原因

比較的よくみられる病気は副鼻腔炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎です。気道粘膜が炎症をきたしやすい状態になっている、かぜ症候群後遷延性咳嗽もあります。百日咳もありますが、最近ではおとなからうつされたことが多いです。
年齢に特徴的な原因として、ゼロ歳児では気管の先天奇形、1~2歳児では何かをのどに詰まらせた気道異物を考えます。すべての年齢の子どもにあり得ますが、胃に入った食べ物が食道に逆流してしまう胃食道逆流症などです。この場合、成人だと胸焼けなどを感じますが、子どもではうまく表現できません。
(参考:こどもの咳嗽、診療ガイドブック 編集ニューロペプタイド研究会 2011 初版)

 

対応

診察風景当院では鼻孔から細い内視鏡を入れて、鼻腔内の膿性鼻汁の有無を調べます。そうすることで副鼻腔炎の有無が分かります。採血検査でハウスダストや花粉に対する感受性を調べて、アレルギー性鼻炎や気管支喘息と診断します。百日咳も採血でおよそ分かります。原因がはっきりすれば適切な治療ができます。胸のX線など必要に応じて大きな病院へ紹介します。

インフルエンザ

ポイント

インフルエンザは生来健康な小児にとって予後のよい疾患です。しっかり休養し必要な対症療法をすれば治癒します。熱は1日だけのことが多いのですが、2峰性の場合もあります。不幸にして重症化する患児もいますが、それを初診で見極めることは困難です。
インフルエンザ迅速検査は熱がでてから一定時間経たないと正しく判定できません。12時間経つと、より正確です。できるだけ半日くらい様子を見てから受診してください。結果が陽性でもインフルエンザでない場合もあり、これを偽陽性といいます。
高熱のときに、無いはずのものが見えたりするおかしな言動を熱せん妄(もう)といいます。一瞬の手足のふるえは熱しんせんといい、けいれんではありません。 インフルエンザ脳症の初期に見られる 異常行動は、熱せん妄との区別が難しいです。異常行動が長く続き、意識状態の悪化やけいれんを伴うときは要注意です。

抗インフルエンザウイルス薬に関する学会などの見解

(1) 日本小児科学会
タミフルは重症化リスクが高い患者には投与が推奨されるが、季節性インフルエンザ患者全例に投与すべきではない。小児に多い中枢神経合併症には、抗インフルエンザ薬は必ずしも期待できない。
(2) コクランレビュー Cochrane Database Syst Rev. 2014 Apr 10;4:CD008965
タミフルの効果は有熱期間の短縮のみで、肺炎などの合併症を減らす効果はなかった。
(3) コクランチームから欧州疾病予防コントロールセンターへのコメント 2016.3.13
人はもともと体内にノイラミニダーゼを持っている。ノイラミニダーゼ阻害剤は、服用した人の体内のノイラミニダーゼ作用を阻害することにより、免疫システムや代謝系、腎臓、心臓、神経細胞などさまざまな細胞の機能を阻害する。タミフルには中枢神経系の抑制作用と刺激作用がある。それが異常行動や呼吸抑制に伴う突然死が生じうる要因である。(「薬のチェックTIP」2016;16(65):66)
(4) NPO医薬ビジランスセンター
タミフルは 発熱を1日短くして回復を早める効果が証明されていますが、脳症の予防効果は証明されていません。副作用として、免疫抑制による発熱期間の短縮、呼吸抑制による低酸素や意識障害、異常行動による事故死などが指摘されています。(「正しい治療と薬の情報」2014;29(6):94  「薬のチェックTIP」2016;16(66):90)

抗インフルエンザ薬に関する当院の考え方

   < タミフル >
10代の未成年には処方できません。
赤ちゃん(0歳児)への使用が2016年11月に承認されました。投与量が欧米に準じたので、1歳児の1.5倍量となります。
1歳から9歳までのインフルエンザ患児でも全例に使用すべきというわけではありません。 子どもさんの容態とその後の経過、ご家族の希望、副作用の可能性を考慮して判断します。現実的対応は、タミフルを飲んだ日と翌日はお子さんを一人にしないことです。
   < リレンザ >
上手に吸入できる子に使いますので、目安として5歳以上です。副作用はタミフルよりも少ないので、吸入できる年齢の子にはリレンザをお勧めします。牛乳アレルギー患者さんでのアナフィラキシーが1例報告されています。